良い機会ですから、樹液シートの臭いについても少しお話を致します。
樹液シートは、原材料の木酢液や竹酢液の臭いが元となります。
燻製と言うかスモーク(煙)臭みたいな感じの臭いです。
この臭いですが、
上記が、主に臭気の強さを決めます。
【原材料から来る臭気】
原材料から来る臭気は、タール成分の処理が甘い木酢液や竹酢液だと臭いが強くなる傾向があります。
また、竹酢液と木酢液にも製品品質のグレードがあり、同グレード同士の場合は木酢液の方が臭いが強くなる様です。
【原材料の処理及び粉末化技術から来る臭気】
樹液シートの性能は、簡単に言うと竹酢液や木酢液の濃度が濃い粉末を如何にして作るかで決まります。
燻製臭のする多量の原材料を使用するのですから、当然燻製臭も強くなります。
ですが、臭いを気にして原材料を減らすと樹液シートの性能も落ちます。
臭い控えめの高性能樹液シートは、何気に製造ノウハウが必要なのです。